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新型コロナウイルスへの非接触オンラインPCRのご案内

当院では、ご自宅または院内個室でインターネットを用いた医学的指導によるPCR検査を行っています。基本は唾液、自己採取が難しい方には、 鼻咽頭ぬぐい液の採取を採用しております。検査のご希望日の3日前までに、 047-470-6222(クリニック)までお問い合わせ下さい。
定期往診契約の患者様については、適宜往診にて検査を行っております。

①無症状の方も含め、検査が必要と医師が判断した場合、保険診療として検査を行います。但し保険適応の検査は1回きりです。② 医師が新型コロナウイルス感染の疑いがないと判断した場合、2回目以降の希望検査、陰性証明書だけが必要な場合は自費診療となりますが、検査代のみで高額となります。

ご再考の上①②のいずれかをお申し込み下さい。即日ご指定のご住所に、採取用キット(1500円)と検体返送用の宅急便箱(70円)を、宅急便着払いでお送りします。検査を実施されない場合もこれらの返品はご遠慮くださいませ。

オンライン診療サイト(DOCODEMOクリニック https://smartcure.min-489.jp/pc/drnoah) をご案内します。こちらでお名前、ご住所、予診票、保険証などをご登録いただき、検査のご予約も本サイトにて行ってください。検査は採取用キットの到着後でないとできませんのでご注意ください。

ご予約日には、オンライン初診(保険適応)にて、再度症状を確認し、オンラインでご説明をしながら、ご自身で検体採取をしていただきます。必要に応じて、解熱剤等の処方(3日分)や療養中のご注意もさせていただきます。

ご心配の14日間看護師と救急医があなたに寄り添う、在宅オンラインサポートをお勧めします。PCR検査(唾液または咽頭ぬぐい液)1回とオンライン初診(保険診療)だけではご不安な方向けに、14日間の経過相談、コロナ抗体検査を含む〜安心の非接触フルパッケージ〜です。緊急事態宣言の今だけ、重症化の早期発見に唯一有力と考えられる酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)のレンタル料と救急科専門医による判断料、緊急時の紹介状、14日間の非感染証明書(ご本人のみ)のすべてをおつけします。。価格応談。お見積もり致します。

【御注意】
保険診療・自費診療のいずれにせよ、陽性の場合は、保健所への届け出が義務となります。その際、御本人の状態や住所などを報告することが求められます。また陽性の場合、その後の入院や待機等の指示は保健所の指示に従っていただきます。以上に御同意いただけない方は、まことに申し訳ありませんが、当院では検査はお受け致しかねます。

【費用】
保険診療の場合:624円(保険適応、3割負担)。検査料金は全額公費負担で、オンライン診療料の自己負担分に相当する金額を申し受けます。

【結果までの日数および診断書発行までの期間】
結果判定:原則として検査施行日の翌々日。日曜と休日は検査や結果報告は行えません。

【その他】
①PCR検査の感度はあくまで100%ではありません。陰性と診断されても、再検査で陽性になることもございます。

②お仕事上海外渡航に必要な陰性証明書では、検体採取に鼻咽頭ぬぐい液が必要とされている国が多いため、予めお調べ下さい。

③発症後14日(おそらく感染から14日以上)を過ぎている場合、院内での新型コロナ抗体検査(自費扱い4000円)が有用かもしれません。ワクチン接種後の抗体産生の確認にもおそらく有効であると考えられます。本検査では感染の既往、抗体産生のあるなしが概ね判明しますが、あくまで研究用検査キットで、参考にとどめてください。

【唾液PCR検査の精度に関して】
https://www.huhp.hokudai.ac.jp/wp-content/uploads/2020/09/release_20200928.pdf (最近の北海道大学の研究のプレリリース)において、鼻咽頭ぬぐい液によるPCR検査と同等もしくは凌駕することが報告されました。
【最後に】
この疾患が重症化するプロセスは未だ明らかとは言えません。PCR検査やCT検査がいかに有力であっても、頻繁に時間経過を追跡するには適しません。生活になじめる簡単な目安により経過を浮き彫りできないかと考え、
① オンラインサポート、②パルスオキシメーター、③救急医を採用しました。
いささか手前味噌ですが、救命センターでは1日何回も動脈血ガス分析(②より正確で情報が多い)をし呼吸を観察し、人工呼吸器を調節していました。
その一部を自宅に再現できないかと考えた末の方法です。PCR陰性なのに重症化した、もっと頻繁にPCR検査をすべきという意見は短絡的で、患者さんを見る、呼吸状態を追いかけることを始めないといけないと思うのです。PCR検査を増やしたとて、解決しない部分がきっと残ると予想します。一方で医療者が次々感染しては、これからの長期戦を戦えないと思います。
非感染非接触環境で経過を見るシステムを念願するのはそのためです。

 
 
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